ガット(GATT)

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ガット(GATT)

関税と貿易に関する一般協定です。無差別で自由な貿易を目指し、貿易基準を定め、盟国間の貿易紛争処理を行います。本部はスイスのジュネーブにあります。日本は、195年にGATTに加盟しました。1944年7月、連合国44カ国が、米国のニューハンプシャー州ブレトンウッズに集まり、第二次世界大戦の通貨制度などに関する会議が開かれ、国際通貨基金(IMF)、国際復興開発銀行(IBRD:世界銀行)、GATT(関税・貿易に関する一般協定)が創設されました。これを、ブレトンウッズ協定といいます。


GATTは、1947年のジュネーブ貿易会議で23カ国が調印し、1948年1月に発効しました。当初、ITO(国際貿易機構)が創設される予定でしたが、アメリカ議会に反対されたため、一般協定という形でGATTが創設されました。GATTは正式な国際機関ではなく、その機能は統制力が弱いものでした。

GATTでは、世界経済の発展のために、無差別で自由な貿易を行えるよう、関税や輸出入制限などの貿易障害の撤廃を目的としていました。国際貿易問題の交渉は、各ラウンドごとに進められました。ラウンドとは、加盟国が集まって貿易問題の検討を行う場のことで、GATTでは8回行われました。

1960〜1961年にはディロン・ラウンド(第5回)、1964〜1967年にはケネディ・ラウンド(第6回)、1973〜1979年には東京ラウンド(第7回)、1986〜1994年にはウルグアイ・ラウンド(第8回)が開かれました。ウルグアイ・ラウンドでは、貿易に関する交渉に加えて、GATTにかわる機関としてWTO(世界貿易機関)の設立が決まりました。

GATTの役割はWTOに引継がれ、GATTは、1995年末に廃止となりました。


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